トレード時にかかりたくないポジポジ病

まず、ポジポジ病とは


「ポジポジ病」の「ポジ」はもちろん、ポジションの頭文字を取ったものです。
常に稼ぎたい、利益を得たいという思いからトレードをしたいあまりにエントリーしなくてもよいところでエントリーしてしまうことを「ポジポジ病」といいます。闇雲にポジションを持つというものです。ポジポジ病はFXを始めたばかりの人は誰にでも起こりうる非常に厄介な症状です。トレード依存症で、ギャンブル依存症に近いかもしれませ

ん。厄介なことにポジポジ病になるとどんどん進行していきます。「持たざるリスク」という格言が相場にはありますが、この持たざるリスクを常に感じてしまい、常に何かしらポジションを取っていないと不安で仕方なくなってしまうのです。


損を取り返そうとしてさらに損失膨らんで…
まさに悪循環、まさに悪夢ですよ。
病気にはには、予防注射と特効薬が必要です。
ポジポジ病に特効薬はあるのでしょうか?
ポジポジ病になる時は、謎の自信や根拠に満ちあふれていて、相場を主観的に見てトレードしていることが多いです。


 値動きを見ずに、自分がこうなって欲しいという方向にトレードし、いつものやり方と違うトレードをしてしまいます。他にも原因はあり、ギャンブル中毒と同じで、稼ぎたいとか儲けたい、資金を増やしたいという気持ちが強い時はポジポジ病になりやすいです。ポジポジ病で毎日、トレードを10回して、8回失敗・・・などなど、これでは利益は出ません。ポジポジ病を治すには、ルールを作り、守ることが必要です。これって結構難しんです。ただ、練習する場がありますね。そう、デモトレードです。デモトレードを活用すれば自身の資金を使うことなく取引の練習をすることが可能です。

 


私なりの考えですが、ポジポジ病は勝ちの回数を増やそうとするあまりトレード回数を増やそうとすることから起こると考えています。実際の私もそうでしたから(笑)一度発症てしまうとなかなか完治しません。まずは勝ちトレードを増やすという考えは捨て、負けトレードを減らす考えに改めましょう。精度を上げることこそ稼ぐ近道なのです。ポジションを持つということは、優位性を判断してエントリーした結果ですから、優位性が判断できないような時は、ポジションを持たない勇気が求められるのです。