セキュリティーが高くアービトラージにも利用できるBITBOX(ビットボックス)

BITBOX(ビットボックス)とはどんな仮想通貨取引所なのかといいますと、LINEの子会社である、LINE Financial株式会社が設立した仮想通貨(暗号資産)取引所です。日本に先駆けて2018年7月16日にシンガポールに拠点を置き、グローバルで仮想通貨取引所「BITBOX(ビットボックス)」の提供を開始しました。2018年10月16日からBITBOX(ビットボックス)独自のトークンLINK(LN)の取扱いを開始しています。セキュリティを最優先にしたサービスとしてグローバルのブロックチェーンセキュリティ大手であるBitGo, Incが提供するマルチシグネチャ技術を採用しています。BitGo社とはビットコイン(BTC)ウォレットを提供している会社で、2017年時点で10億ドル(約1,130億円)分の仮想通貨をウォレットで保管しており、将来1兆ドルのウォレットを目指しています。

知名度はあまりないBTCBOX(BTCボックス)ですが、広告費用をかけるより、セキュリティーにコストをかけている状況です。2年以上もサーバーダウンしてことがなく、これは日本で唯一の取引所となってます。BTCBOXのサーバーの強さは仮想通貨業界で有名です。創設以来、BTCBOXではサーバーダウンなどのシリアスなトラブルが発生したことがありません。その理由は、運営元であるBTCボックス社のサーバーを取引所と同じところに設置しており、すぐにトラブルに対応できる体制を整えているからです。サーバーが弱いと、現金や仮想通貨の入金・送金・出金の成立に時間がかかったり、別のページに移ろうとしてもエラーが頻発するなどのトラブルが起こり得ます。BTCBOXはこの点においてしっかりされています。

さらに、サポートも充実しています。BTCBOXでは、電話、メール、LINE、wechat等でやりとりができます。かなり幅広い対応ですね。相談に利用できるツールが多いため、外出中に仮想通貨取引などに関するトラブルが発生しても、すぐに対応してもらうことができます。ただし、電話の対応時間は平日のみの 9:00〜17:30 となります。また、BTCBOXはアービトラージに利用しやすいです。BTCBOXは他の取引所と比べて、売買が頻繁に行われていないため、わずかな回数の取引で仮想通貨の価格変動が起きやすくなっています。逆にビットフライヤー、ビットバンク等の人気のある取引所は、大きな価格変動が起きにくいです。そのため、同じ種類の仮想通貨でも他の取引所と値段が大きく異なる場合があります。そのため、他で安く買った仮想通貨をBTCBOXで高く売り、その差額で儲ける戦略が立てやすいです。かつ、BTCBOXは現物取引や売買自体にかかる手数料が無料です。これは仮想通貨取引所にとって貴重な要素です。アービトラージをやる場合も、多くの取引所では手数料がかかり、せっかく買値と売値の差額で儲けても、そこから手数料が引かれます。しかしBTCBOXでは手数料がかからないため、仮想通貨の取引に余計な出費を必要とせず、投資戦略が組みやすいです。ただし、仮想通貨の出金の際には手数料がかかりますので気をつけましょう。